Harpsichordist TOMOKO MATSUOKA
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          イタリア便り
 
2009.12.31 N.24
「本日バルセロナ18度!」


今年もあと1日となりました。皆さん、風邪など引かずにお元気でお過ごしですか?
ヨーロッパはクリスマスの直前に寒波に襲われ、バルセロナもとても寒く、雪予報もありましたが、 それは外れて雨でした。イタリアでもたくさん雪が降ったようで、コモ市は2日間学校閉鎖、 コモ国立音楽院も閉鎖、クリスマスコンサート中止のメールも来ました。

ところがところが、今日のバルセロナは春のように暖かく、天気予報によると、 最高気温は18度だったようです。外をTシャツで歩いている人もいて、 コートが着られないくらいの暖かさでした。この先10日間くらいも、15度くらいのようです。

今月は22日まで学校でしたが、11日にあったメメルスドルフ氏のリコーダークラスの演奏会で伴奏を計9曲頼まれたり、 フランスのあるオーディションの応募締め切りが同じ頃で、さらに、別のコンクールの応募締め切りも重なり、 息つく暇もなく、一気にクリスマスになってしまいました。21日には、通奏低音の試験もありました。 23日には家族がバルセロナに到着、連日張り切って市内観光をしていたら、見事に風邪を引いてしまいました。

明日は、寒い寒いイタリアに行くので、今日は自制して、家でゆっくりしています。 お陰でだいぶよくなりました。最初の滞在地のピアチェンツァは最高気温4度と聞いているので、 気をつけないとまた体調を崩してしまいそうです。その後ヴェネツィアに2日間ほどミニ旅行をして、ミラノに戻り、 9日にバルセロナに戻ります。その間に、古楽演奏理論の授業の10ページのレポートを仕上げなければならず、 一体どうしたことかと思っていますが、とにかくやるしかないですね(苦笑)

どこの街でもインフルエンザが大流行中です。皆さんも体調には気をつけ、今年を締めくくりましょう。
そして、良いお年を!

 
 

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