Harpsichordist TOMOKO MATSUOKA
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ドメニコ・スカルラッティ
16のソナタ
松岡友子, チェンバロ

Domenico Scarlatti
16 Sonatas
Tomoko Matsuoka, Harpsichord

スリルと満ち溢れる情熱、羽のような軽さと輝かしいテクニック、そして全ての音において魅惑的である...新作ゲヌインCD、イタリア生まれの偉大な作曲家ドメニコ・スカルラッティによる16のソナタは、このように言い表すのが最もふさわしく、日本人のチェンバロ奏者松岡友子はそれを見事に表現している。(中略)
ヌシャテルのオリジナルチェンバロ "ルッカース"から彼女が紡ぎ出す素晴らしい音は、聴衆の心を掴んで離さないだろう。(ゲヌインHPより抜粋)


GEN 88131
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)

ソナタ K.1 二短調 アッレーグロ  
ソナタ K.2 ト長調 プレスト
ソナタ K.3 イ短調 プレスト
ソナタ K.208 イ長調 アダージョ エ カンタービレ  
ソナタ K.209 イ長調 アッレーグロ  
ソナタ K.212 イ長調 アッレーグロ モルト
ソナタ K.213 ニ短調 アンダンテ
ソナタ K.214 ニ長調 アッレーグロ ヴィーヴォ
ソナタ K.146 ト長調  
ソナタ K.532 イ短調 アッレーグロ
ソナタ K.533 イ長調 アッレーグロ アッサイ  
ソナタ K.462 ヘ短調 アンダンテ
ソナタ K.463 ヘ短調 モルト アッレーグロ
ソナタ K.28 ホ長調 プレスト
ソナタ K.29 ニ長調 プレスト
ソナタ K.30 ト短調 フーガ・モデラート  

録音: ヌシャテル芸術歴史博物館(スイス) 2008年5月20-22日
プロデューサー・音響技術: アルフレド ラシェラス ハコビアン
使用楽器: I.ルッカース(1632/1745)
調整調律: デヴィッド レイ(ヴェルクマイスターV)
製作: ゲヌイン社(ドイツ)

使用楽器について:
この録音に使われたチェンバロは、現在スイスのヌシャテル芸術歴史博物館に所有され、 Ioannes Ruckers 1632 / 1745と記されている。有名なルッカース一族は、ハンス・ルッカースの1579年ごろまで遡り、アントワープでチェンバロ製作を始めた。ヌシャテルのルッカースは、その長男ヨアネスにより作られ、45鍵からなる1段鍵盤で、8フィートと4フィートの2つを持つ楽器であった。その後1745年に、パリの有能な製作家が“Gran ravalement”(大々的化粧直し)を行い、58鍵からなる2段鍵盤に拡張され、さらにもう一つの8フィートが加わった。多くの17世紀の有名な楽器、特にルッカースは、このように18世紀になって化粧直しが施された。正確に誰の手によるものかは分からないが、彼らは見事に元の形を残して手を入れた。したがって元の楽器は、より大きな18世紀のフレンチチェンバロに融合されたと言える。なお、日本人による当楽器でのソロCD録音は今回が初めてである。 (ライナーノーツより)

レコード芸術10月号、海外盤試聴記、谷戸基岩氏「今月の特選盤」に選ばれました。

"...The wonderful sounds she elicits on the authentic Neuchatel Ruckers instrument illustrate why this young lady is one of the world’s most sought after concert harpsichordists."
Crotchet

"De vrais petits joyaux interpretes avec fougue sur le somptueux clavecin Ruckers du Musee d'Art et d'Histoire de Neuchatel."
Disques Office


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